三ツ星
変な時間に眠ってしまい,夜中になって目が覚めた.外は快晴,シーイングは完璧.冬が好きだというのは澄んだ夜空があってのことだ.
オリオンがあまりに美しくて,次第に気分は高ぶってくる.なんとかしてこの感動を写真に収められないものかと思い悩んだ挙句,窓から体を乗り出し,無理やりカメラを三脚で固定してオリオン座方面へレンズを向けてみる.どうしても窓枠が入ってしまい,オリオンの全体図は撮れない.もう少し早く目が覚めればよかった.仕方なしに窓枠まで入ったブサイクな写真で我慢する.取り込んだイメージから三ツ星周辺をトリミングし,電線とノイズを多少処理して右のような写真に至った.
出来上がったイメージを眺めて,肉眼で見れない星が写っていることにわかりやすく興奮する.リゲル,三ツ星の他にオリオン大星雲(M43),その他もろもろの名のない星たちも観察できる.でも調べてみるとM43の明るさは4等級だそうなので,定義上は「肉眼で見れない」ことはないのか*1.ごくごく小さな星まで写せるプロのカメラとは比べ物にならない.
お金が溜まったらいいレンズ買いたいなあ.そんで山奥かどっかにドライブして,うまいもんかなんか食いながら一晩かけて写真を撮るのだ.寒くなったら温泉に入っちゃったりなんかする.ニュートンや星座図鑑がよくやる,めいっぱい星をばら撒いたようなザラザラで下品な写真よりは,背景がしっかり黒い落ち着いた写真を撮ってみたい.背景にビルなんかが写ってるともっといいかも.てことはやっぱり都会の方がいいのか.
とここまで書いて,風邪をひいていたことを思い出した.せっかく治りかけていたのに,ぶり返してきたらどうしよう.
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ゼミは発表の日.日英米の制度比較に重心を置いたかなり大味な報告になった.やりきった感はあるものの,反応は薄かったことを考えると,うーんどうだったんだろう.
*1:肉眼では6等級まで確認できると小学校で習った.